🚢 高知新港 ― 大型船対応で発展する国際港湾とクルーズ船寄港の賑わい【高知観光ガイドタクシー】
高知市南部、三里地区に位置する高知新港は、昭和63年(1988年)に着工、平成10年(1998年)に一部開港した大型船対応の港です。
もともと浦戸湾の港は天然の良港であったものの、港口が狭く大型船の入港に限界がありました。その課題を克服するため、外洋に面した新たな拠点港として計画・整備されたのが高知新港です。
⚓ 港湾計画の背景と整備
当初は種崎地区での建設が検討されましたが、昭和56年(1981年)に場所を現在の三里地区へ変更。
昭和63年に起工、平成10年に開港した港は、マイナス12m・18mの岸壁、埠頭用地40ha、ガントリークレーンや燻蒸施設を備え、国際物流に対応する多目的港湾として完成しました。
📦 国際物流拠点としての役割
高知新港は現在、県内唯一の国際定期コンテナ航路を持ち、
石灰石や化学肥料の輸出、石炭や薪炭(PKS)の輸入など、多様な貨物を取り扱う国際物流拠点となっています。
港湾整備以降、産業と貿易の両面で高知県経済を支える基盤として発展を続けています。
🚢 クルーズ船寄港の盛況
近年、とりわけ注目すべきは国内外からのクルーズ船寄港の増加です。
ダイヤモンド・プリンセス、セレブリティ・エックス、スター・ナビゲーターなど世界的な客船が続々と高知新港へ入港し、寄港1回でおよそ2,000人規模の観光客を迎えます。
朝に着岸し夕方に出港する短い時間ながら、市内の観光地や飲食店、土産物店には多大な経済効果をもたらしています。
🌏 国際交流の玄関口として
クルーズ船寄港は単に経済効果に留まらず、国際交流の玄関口としての役割も果たしています。
高知城や桂浜、仁淀ブルー、龍河洞といった観光名所へと、世界中から訪れる旅行者を案内することで、高知の魅力が国際的に広まっているのです。
港の存在は、今や地域全体の観光振興をけん引する力となっています。
港に降り立つ旅行者の笑顔は、高知県の未来を照らす光でもあります。
🚕 高知観光ガイドタクシーより
高知新港に寄港するクルーズ船のお客様には、港から直接市内や周辺観光地へご案内いたします。
高知城・桂浜・牧野植物園・仁淀ブルー・龍河洞など、多彩なコースを短時間で効率よく巡るプランをご用意可能です。
港からの観光を安心・快適にサポートいたします。
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