🐟 初鰹・戻り鰹・トロ鰹― 土佐の旬を味わう鰹三景 【高知観光ガイドタクシー】

高知といえば「鰹の国」。古来より鰹は土佐の食文化の中心を担ってきました。魅力は、春の爽やかな初鰹、秋の濃厚な戻り鰹、そして極上の脂をまとうトロ鰹――季節ごとに表情を変える三つの旬です。ここでは、鰹三景と称される三つの旬を詳しくご紹介します。

🌸 初鰹(はつがつお)

春から初夏にかけて土佐沖を北上する鰹。脂は控えめ、身はきゅっと締まり、清々しい赤身の旨さが広がります。

  • 時期:3月〜5月頃
  • 味わい:さっぱりとした軽やかさ、心地よい弾力
  • おすすめ:薬味たっぷりの藁焼きタタキ(新玉ねぎ・ニンニク・ミョウガ・大葉)

🍂 戻り鰹(もどりがつお)

秋に南下して土佐沖を通る鰹。たっぷり餌をとり脂がのって、濃密な旨味と甘みが特徴。秋の土佐を彩る旬の華です。

  • 時期:9月〜11月
  • 味わい:脂の甘み、ねっとりした舌ざわり
  • おすすめ:刺身(塩+すだち、または特製ポン酢で)

🐟 トロ鰹(とろがつお)

戻り鰹の中でもとりわけ脂がのった個体を「トロ鰹」と呼びます。マグロのトロを思わせる濃厚な旨味、もっちり食感が魅力。

  • 旬:9月〜10月頃
  • 味わい:凝縮した旨味と香り、贅沢なコク
  • おすすめ:藁焼き塩タタキ/表面を香ばしく、内はレアで

✨ 高知で味わう鰹三景の流儀

土佐流の粋は「藁焼き」。一気に高温で炙ることで、香ばしさと鮮度感が際立ちます。
初鰹は薬味を山盛りに、爽やかに。戻り鰹・トロ鰹は塩と柑橘、あるいは直七やゆずを利かせたポン酢で脂の甘みを引き立てるのが通の楽しみ方。ひろめ市場や市内の人気店では、旬の鰹がベストな形で提供されています。

🚖 観光とグルメを一台で

仁淀ブルー、桂浜、高知城などの観光に、旬の鰹を組み合わせた“食の旅”は格別。観光ガイドタクシーなら、移動も段取りもお任せ。時間を有効活用しながら、地元の名店・市場・直売所も効率よく巡れます。

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