🏯 高知県南国市「前浜掩体群」 ― 戦争遺跡が伝える平和の祈り【高知観光ガイドタクシー】
高知県南国市に残る「前浜掩体群」― 平和を今に伝える戦争遺跡
高知県南国市の田園地帯には、第二次世界大戦中に高知海軍航空隊の飛行機を守るため造られた
「前浜掩体群(まえはまえんたいぐん)」が今も残されています。
かつては数多く存在した掩体ですが、現在確認できるのはコンクリート製の7基のみ。
2006年(平成18年)には南国市指定史跡となり、戦争の記憶を伝える貴重な文化遺産として保存されています。
📍 前浜掩体群の概要
- 場所:高知龍馬空港の南側、前浜地区の田園地帯
- 現状:コンクリート製7基が現存
- 指定:2006年に南国市史跡に指定
- 役割:飛行機を敵の爆撃・機銃掃射から守る格納庫
🏯 掩体の特徴
それぞれの掩体には異なる特徴や歴史が残されています。
- 4号掩体:幅44.5m・奥行き23.9m。大型機が出入り可能な半地下式構造。
- 5号掩体:戦後は住居として利用。補修が行われ平和学習に活用。
- 7号掩体:復興期に後部を打ち抜き、道路や水路として再利用。
- 米軍機の弾痕:内部に機銃掃射の跡が残る掩体も存在。
🚶♂️ 見学のポイント
- 駐車場:前浜公民館を利用
- 農道への車の乗り入れは不可
- 掩体内部は危険なため立入禁止
- 畑や田んぼなど私有地に立ち入らないこと
🌏 平和学習の拠点として
掩体群は「戦争の悲惨さと平和の尊さ」を伝える重要な戦跡です。
地域住民や語り部による平和ガイドツアーも実施され、後世に歴史を伝える場として活用されています。
❓ よくある質問(FAQ)
Q. 掩体内部に入ることはできますか?
A. 危険防止のため内部は立入禁止です。外観を見学してください。
Q. 駐車場はありますか?
A. 前浜公民館の駐車場をご利用ください。
Q. ガイドはありますか?
A. 地元有志による語り部ガイドツアーが不定期で行われています。

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