⛴ 高知県営渡船「浦戸」―お遍路さんにも愛される海の県道【高知観光ガイドタクシー】

⛴ 高知県営渡船「浦戸」―お遍路さんにも愛される海の県道

高知市の浦戸湾を渡る「高知県営渡船(こうちけんえいとせん)」は、長浜地区と種崎地区を結ぶ地域に根ざした交通手段です。
2025年7月からは、全国で初めてとなる完全電気推進船「浦戸」が就航し、静かで環境に優しい航行を実現しました。
約600メートルの距離をおよそ5分で結び、人々の生活を支える「海の県道」として、古くから親しまれています。

⚓ 主な特徴

  • 海の県道: 陸の県道と同じく、浦戸湾を渡るための県道として指定されています。
  • 無料乗船: 人、自転車、原付、小型二輪(125cc以下)は無料で利用可能です。
  • 電気推進船: 「浦戸」は一般客を乗せる定期航路として全国初の完全電気推進船です。
  • 脱炭素社会への貢献: 県が推進するカーボンニュートラルの一環として導入されました。
  • 観光と生活を支える: 通勤・通学に加え、観光客やお遍路さんの移動手段としても利用が増えています。

📜 歴史と役割

この渡船は江戸時代から運航があったと伝わり、戦後の1945年ごろに県営渡船として正式に運航が始まりました。
浦戸大橋が近くに架かっていますが、歩行者や自転車利用者にとっては距離が長く危険なため、渡船は今なお欠かせない存在です。
特に四国八十八ヶ所霊場を巡るお遍路さんが多く利用し、巡礼の道を支える大切な役割を担っています。

※地図を拡大して目的地を入力すると、ナビとしてご利用いただけます。

❓ よくある質問(FAQ)

Q. 渡船は有料ですか?
A. いいえ、人・自転車・原付・小型二輪(125cc以下)はすべて無料でご利用いただけます。

Q. 運航時間はどのくらいですか?
A. 約600メートルを約5分で結びます。日中は15分~30分間隔で運航しています。

Q. 観光客やお遍路さんも利用できますか?
A. はい。地元住民のほか、観光客やお遍路さんにも多く利用され、巡礼や観光の足として活躍しています。

コメント