🏯 高知城の歴史 ― 四百年を超えて佇む城郭の物語 【高知観光ガイドタクシー】
🏯 高知城の始まり
慶長6年(1601年)、山内一豊が土佐国に入国し、浦戸城を居城としました。その後、現在の城山・大高坂山を新たな城の地と定め、江戸幕府へ報告。百々越前を総奉行として築城が開始され、地鎮祭や鍬初式を経て壮大な築城工事が始まります。
⛏️ 築城の進展
慶長8年(1603年)、本丸と二ノ丸の石垣が完成。本丸や詰門、太鼓櫓が竣工し、山内一豊が晴れて入城しました。このとき、城内では盛大な祝宴が催され、城下の発展が始まります。その後、河中山と呼ばれていた地名は「高智山」と改められました。
🏯 城郭の完成
慶長16年(1611年)、三ノ丸が完成し、着工から10年目にしてほぼ全ての城郭が整いました。以後も度重なる修築や改修を経て、壮麗な姿を保ち続けます。寛文4年(1664年)には追手門が再建され、城の正門として威容を誇りました。
🔥 大火と再建
享保12年(1727年)、城下町を襲った大火により、追手門を残して天守をはじめとする多くの建物が焼失しました。しかし享保14年から再建が進められ、延享3年(1746年)には本丸の再建が始まり、寛延2年(1749年)には現在に残る天守が完成しました。
🏯 明治以降の高知城
明治4年(1871年)の廃城令により、多くの建造物が取り壊されましたが、天守や追手門は残されました。明治7年(1874年)には高知公園として一般公開され、市民に親しまれる場となります。昭和9年には国宝に指定され、その後も修復を重ね、平成28年には追手門東北矢狭間塀の保存修理工事が完了しました。
🌸 現在の高知城
高知城は、日本で現存する12天守のひとつとして貴重な存在です。本丸御殿と天守が共に残る唯一の城であり、歴史的・文化的価値は計り知れません。春には桜が咲き誇り、四季折々の姿を見せる高知城は、県内外からの観光客に愛され続けています。
❓ よくある質問(高知城)
Q. 高知城の見学時間は?
A. 通常は午前9時から午後5時まで(最終入場は午後4時30分)です。年末年始は休館日となります。
Q. 入館料はいくらですか?
A. 天守・本丸御殿などの有料区域は大人420円、高校生以下は無料です。
Q. 桜の見頃はいつですか?
A. 例年3月下旬から4月上旬が見頃で、多くの花見客で賑わいます。🌸
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