🍐 新高梨――「新」と「高」が結ぶ、土佐を代表する芳醇の大玉【高知観光ガイドタクシー】

高知の秋を代表する果実、新高梨(にいたかなし)。 1kgを超える堂々たる果実は、シャキッとした食感と溢れる果汁、芳醇な香りを兼ね備え、まさに「梨の王様」と称されます。 名の由来は、親品種の原産地である新潟の「」と高知の「」。ここでは、由来・特徴・旬・産地を詳しくご紹介いたします。

📖 名の由来と誕生の物語

新高梨は、園芸学者菊池秋雄氏が、東京府立園芸学校において「天の川」(新潟)「今村秋」(高知)を交配して育成した品種です。 1927年(昭和2年)に命名され、両産地の頭文字を組み合わせた「新高」の名が生まれました。 学術と地域の結びつきから生まれた、新時代を象徴する果実だったのです。

🌿 新高梨の特徴

  • 大玉の存在感: 1玉で1kgを超えることもあり、贈答に最適。
  • 芳醇な香り: 切ると広がる華やかな果実香。
  • 甘くジューシー: 果汁がたっぷり、濃厚な甘味が魅力。
  • シャキシャキ食感: 噛むほどに果汁が溢れる爽快な食感。

🏞 高知市・針木地区の新高梨

新高梨の一大産地が高知市針木地区です。 肥沃な土壌、寒暖差のある気候、日照条件に恵まれ、糖度と香りに優れた新高梨を育みます。 この地で育てられる「まるはりブランド梨」は、全国的にも高い評価を得ています。

※地図を拡大して経路を検索すればナビ代わりにご利用いただけます。

🗓 旬と味わい方

新高梨の旬は9月下旬~11月頃。 冷蔵庫で冷やしすぎると香りを損ねるため、食べる30分前に常温へ戻すのが理想です。

  • そのまま: 厚めに切り、噛んだ瞬間に果汁が広がる感覚を楽しむ。
  • デザート: ケーキやタルトにトッピング。
  • 料理: サラダや肉料理のソースとしても活躍。
  • 加工: 梨酒やジャムに加工し、長く楽しむ。

❓ FAQ(よくある質問)

Q. 「新高」はなんと読む?
A. 「にいたか」と読みます。

Q. 出荷のピークは?
A. 10月~11月が最盛期です。

Q. 保存方法は?
A. 涼しい場所で常温保存。カット後は冷蔵庫でラップ密封。

Q. 贈答に向く?
A. 大玉で見栄えが良く、贈答用として大変人気です。

高知観光ガイドタクシーより

新高梨は「土佐の秋」を象徴する果実です。 針木地区の直売店での購入、味見、地元への発送を組み合わせた後の、仁淀ブルー観光も人気で、観光タクシーで巡る小旅行は、味覚と観光の両方を楽しめます。 高知の秋を五感で味わう旅へ、ぜひお出かけください。

📝 追記:「だるま文旦」と並び、宿毛市の「新高梨」も贈答品として高い評価を受けています。 高知の果実文化の広がりを、ぜひ併せてお楽しみください。

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