🦁 わんぱーくこうち ― 無料動物園と遊園地に息づく歴史と市民の憩い【高知観光ガイドタクシー】
高知市民にとって、「わんぱーくこうち」は子どもから大人まで親しみ続けてきた特別な存在です。
動物園と遊園地が一体化し、入園料無料(募金方式)で運営されている全国的にも珍しい施設は、実は昭和30年代(1950年)に「子どもたちに夢と憩いの場を」という願いから高知城内に(高知市立動物園)として誕生し現在のわんぱーくこうちは1993年高知市制100周年を記念して開園されました。
📜 開園当時のエピソード
市立動物園の開園当初、地域の有志や市民からの寄付で動物が集められたといわれています。
例えば、地元の商店主が動物購入の資金を募ったり、農家が餌の提供を続けたりと、市民の協力によって育まれてきた歴史があります。
サル、ワニ、ヤギ、ゾウ、鳥類は昭和の子どもたちにとっては友達のような存在で、小学校の遠足の場所でもありました。昭和のレトロな雰囲気が満載で現在は高知城の梅の段に成っています。
🦓 動物園エリア ― 時代を超えて愛される場所
トラやチンパンジー、鳥類など親しみやすい動物たちが迎えてくれる、わんぱーくこうちアニマルランドは、子どもたちの笑顔があふれる場所。
「動物を間近で見られる」「小さな子どもでも安心して楽しめる」といった声が多く、世代を超えて家族の思い出を紡ぎ続けています。
🎡 遊園地エリア ― 昭和の夢が生き続ける
動物ふれあいコーナーや観覧車など、開園当時から変わらぬ雰囲気を残す遊具は、今なお稼働中。
親世代がかつて遊んだ遊具を、今は自分の子どもが楽しんでいる――そんな「世代を超えた継承」こそが、ワンパーク高知の大きな魅力です。
🌳 市民の支えとこれから
募金や寄付で維持されてきたこの施設は、市民の温かな支えの象徴です。
時代の移り変わりとともに設備の改修が必要になることもありますが、「無料で誰でも訪れられる場所を残そう」という地域の想いが、この公園を未来へとつないでいます。
無料であることに感謝し、訪れた際にはささやかな募金箱に気持ちを込めて、この大切な空間を未来の子どもたちへ残していきたいものです。
🚕 高知観光ガイドタクシーより
こちらの動物園は高知城中に有った小さな小さな動物園が前身に成っています。わんぱーくこうちは市内観光コースに組み込み可能です。
高知城や桂浜とセットで巡ることで、歴史と市民文化の両方を体感いただけます。
ご家族連れやご夫婦旅行に、心温まる一日をお届けいたします。
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