🍽 レストラン コックドール ― 高知・帯屋町で72年続く洋食の名店と窪内佳子さんの生涯現役【高知観光ガイドタクシー】
高知市随一の繁華街帯屋町に位置する「レストラン コックドール」。
創業は昭和26年(1951年)、戦後復興の熱気に包まれる高知の町で産声を上げました。瀬戸内寂聴、山本一力、王貞治、五木寛之といった著名人も通った名店として知られ、今なお地元市民や観光客を魅了し続けています。
👩🍳 窪内佳子さん ― 88歳、生涯現役の女将
現在も店に立つのは88歳の窪内佳子さん。
21歳で初代店主に嫁ぎ、夫婦二人三脚で店を切り盛りしてきました。接客を担当し、4代にわたるお客様を見守ってきた女将の姿は、店の“顔”そのもの。
「お店が長生きだから、私も長生きできたと思います」と語る笑顔には、長年お客様に愛されてきた自信と感謝がにじみます。
🥩 看板料理・ビーフシチュー
コックドールの代名詞といえばビーフシチュー(単品¥3,630、セット¥4,290/税込)。
創業当初から継ぎ足し続けるデミグラスソースの深いコクと、土佐和牛の旨みが絡み合う一皿は、時代を超えて愛される味です。
使用する牛肉はすべて土佐和牛の“生”、野菜は高知県産が中心。食材選びにも妥協がありません。
🍴 受け継がれる味と人材
初代から現在の6代目シェフへと、味は脈々と受け継がれてきました。
調理師学校出身者や先代からの紹介によって集まった料理人たちが、材料の扱い方からデミグラスソースの仕込みに至るまでを学び、店の伝統を守っています。
現在は次男夫婦が中心となって店を切り盛りし、孫も調理場で奮闘。まさに三世代で支える老舗です。
🏙 帯屋町のランドマーク
「帯屋町に嫁ぐと一生働かないといけない」と言われた窪内さん。その言葉どおり、72年の歴史を帯屋町とともに歩んできた存在です。 洋食を通じて高知の人々に親しまれ、今では観光で訪れる方にも必ず薦めたいランドマーク的なレストランとなっています。
ビーフシチューを味わいながら、窪内さんやスタッフとの会話もまた、この店ならではの“ごちそう”です。
🚕 高知観光ガイドタクシーより
高知滞在中に帯屋町の老舗「コックドール」でランチやディナーはいかがでしょうか。
長い歴史とともに受け継がれる味は、旅の思い出を一層深めてくれることでしょう。
コメント
コメントを投稿